
アメリカはサンフランシスコに本社を構えるリンデンラボが運営するメタバース「セカンドライフ」に、
"Nintendo"とネーミングされたプライベート・アイランドが出現したそうです。
これは、セカインドライフ・ブロガーであるTateru Nino氏が昨日発見したとのこと。
気になるのは、島の名前が示すとおり、本物の任天堂により購入された島なのかどうか?という点ですが、
情報元のGigaOMは、実際に任天堂が購入した可能性が高いだろうという見解を示しています。
なんでも、セカンドライフ内に島を購入するには運営会社であるリンデンラボに命名登録を行う必要があり、
その際、任天堂と何ら関係のない企業(あるいは個人)が「Nintendo」という名前を使用申請したとしても、
DMCAを遵守する立場にあるリンデンラボが許可するという事は考えにくいんだとか。
任天堂は、マイクロソフトやソニーとは違ってPC市場とはほとんど関わりがありません。
さらに、昨年2月には岩田社長が「WiiにMMOシステムを追加することに関心はない」との発言も残しています。
ならば、何の為にセカンドライフに島を購入したのでしょうか?
その解答を導く上でヒントになるかもしれない情報をGigaOMが提示してくれました。
それは、ドイツのある企業が開発したという"Wiiからセカンドライフへ接続するためのインターフェース"の存在と、
日本のソフトバンクが、セカンドライフ内で作成したというWiiのような加速度センサーを使ったゲームの存在です。
GigaOMでは、任天堂がこれらを利用して何らかのおもしろい機能を作るのではないかと予想しているようです。
ちなみに、任天堂もリンデンラボも今回の件に関する質問にはノーコメントだったとのこと。
また、「Nintendo Island」内にも部外者は一切入ることができないそうです。
実際に任天堂が何か計画を進めているのであれば、そのうち発表があるかもしれないですね!
情報元:
GigaOM
それともメーカー同士の交流を強くするために、任天堂やサード各社で集まるネット上の寄り合い所でも作ろうとしてるのかな?